ジャニー氏でも記念公演説得×…紅白辞退も/連載3

<SMAP解散の真相(3)>

SMAPは今年25周年。本来なら華々しく記念イヤーを飾るはずだった。
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1月の解散騒動が表面的には沈静化した後、5月にジャニー喜多川社長(84)が「(コンサートなどを)盛大にやるべきだと思う」と発言。スタッフは25周年プロジェクトとして次々とイベントを検討した。

フジテレビ系「SMAP×SMAP」の放送20周年イベントや9月9日のデビュー日記念イベント、全国ドームツアーなどプランは多数浮上していたが、メンバーは前向きになれなかった。ある関係者は「具体的な提案をしてきたが、メンバーのノリが良くなかった。意見を求めても、消極的な答えが続いた」と証言する。

3月に中居正広(43)が司会を務めたNHK「震災から5年 “明日へ”コンサート」は解散騒動前に決まっていた仕事でもあり、5人そろって生で歌唱したが、グループ活動はその後「SMAP×SMAP」だけになった。新曲の発表もなく夏を迎えた。

毎年夏はフジテレビ系とTBS系の音楽特番に出演してきた。今年もフジ系「FNSうたの夏まつり」と中居が司会を務めるTBS系「音楽の日」から出演依頼が届いた。ジャニー氏と全員が面談を行ったのは6月。5人は総意として「(これらの番組に関しては)5人で活動できない」と訴えた。中でも香取慎吾(39)の意思は特に固かった。この時点でまず、夏恒例の音楽特番出演の可能性がほぼ消滅した。
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スタッフは9月のデビュー記念イベントや2年に1度のペースで行ってきた全国ツアーの実施を何度もメンバーに提案した。具体的に決まらない状況を知ったジャニー氏は自ら動くことを決意。日ごろはデビュー前のジャニーズJrのプロデュースに多くの時間を費やし、既に活動が軌道に乗っているグループやタレントは信頼するスタッフに託してきた。しかし煮え切らないSMAPの現状を打開するため、従来のスタイルを破り、自ら個別面談や全員面談を繰り返し、説得を続けた。

しかし大規模で準備に時間が必要なドームツアーのプランは早々と消滅した。ジャニー氏の「デビュー記念イベントだけでもやりなさい」という説得にも応じられないほど、メンバーの姿勢は消極的だった。

解散発表は8月となったが、音楽面では1月の解散騒動以降、ほぼ活動休止状態が続いており、いつ解散してもおかしくない状況にあったとも言える。

今後は、新たにレコーディングする必要がないベストアルバム発表の可能性が残されているが、新曲の発表やライブ開催の予定はない。23回連続出場のNHK紅白歌合戦からのオファーは確実だが、辞退する可能性もある。
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毎年大みそかにジャニーズの所属グループが一堂に会する事務所主催のカウントダウン公演があるが、SMAPは1度も出演したことがない。ファンに直接最後のあいさつができる機会でもあり、出演が検討される可能性はあるが、今の5人にそれだけのモチベーションが残されているかは、不透明だ。